日本児童文芸家協会賞

 
1976(昭和51)年に設けられた賞で、1年間に出版された当協会会員の作品のなかから、最優秀と認められた著作に贈る。

第1回 1976(昭和51)年11月

宮脇紀雄『ねこの名はヘイ』国土社

第2回 1977(昭和52)年11月

神沢利子『流れのほとり』福音館書店

第3回 1978(昭和53)年11月

打木村治『大地の園』(4部作)偕成社

第4回 1979(昭和54)年11月

野長瀬正夫『詩集・小さな愛のうた』金の星社

第5回 1980(昭和55)年11月

今西祐行『光と風と雲と樹と』小学館

香山彬子『とうすけさん笛をふいて!』講談社

第6回 1981(昭和56)年11月

おのちゅうこう『風にゆれる雑草』講談社

協会賞特別賞:渋沢青花『大正の「日本少年」と「少女のとも」』千人社

第7回 1982(昭和57)年11月

森一歩『帰ってきた鼻まがり』学校図書

第8回 1984(昭和59)年5月

遠藤公男『ツグミたちの荒野』講談社

第9回 1985(昭和60)年5月

上崎美恵子『だぶだぶだいすき』秋書房

第10回 1986(昭和61)年5月

(該当作なし)

第11回 1987(昭和62)年5月

瀬尾七重『さようなら葉っぱこ』講談社

第12回 1988(昭和63)年5月

鈴木喜代春『津軽の山歌物語』国土社

第13回 1989(平成元)年5月

赤座憲久『かかみ野の土』『かかみ野の空』小峰書店

第14回 1990(平成2)年5月

手島悠介『ふしぎなかぎばあさん』シリーズ 岩崎書店

第15回 1991(平成3)年5月

高橋宏幸『マンモス少年ヤム』『ローランの王女』『オオカミ王ぎん星』小峰書店

第16回 1992(平成4)年5月

(該当作なし)

第17回 1993(平成5)年5月

藤崎康夫『沖縄の心を染める』くもん出版

第18回 1994(平成6)年5月

大原興三郎『なぞのイースター島』PHP出版

第19回 1995(平成7)年5月

川村たかし『天の太鼓』文溪社

第20回 1996(平成8)年5月

大谷美和子『またね』くもん出版

協会賞特別賞: 岡本浜江 英米児童文学の翻訳紹介等に対して

第21回 1997(平成9)年5月

天沼春樹『水に棲む猫』パロル社

第22回 1998(平成10)年5月

岡信子『花・ねこ・子犬・しやぼん玉』旺文社

第23回 1999(平成11)年5月

吉田比砂子『すっとこどっこい』アテネ社

第24回 2000(平成12)年5月

横山充男『光っちょるぜよ!ぼくら』文研出版

第25回 2001(平成13)年5月

(該当作なし)

協会賞特別賞:久米みのる 翻訳書200冊刊行等の業績に対して

第26回 2002(平成14)年5月

竹内もと代『不思議の風ふく島』小峰書店

協会賞特別賞:浜野卓也『さよなら友だち』(小峰書店)をはじめとする200冊以上の著作に対して

第27回 2003(平成15)年5月

広瀬寿子『まぼろしの忍者』小峰書店

協会賞特別賞:エムナマエ 失明後の多くの驚異的文筆活動を高く評価して

第28回 2004(平成16)年5月

井上こみち『カンボジアに心の井戸を』学習研究社

こやま峰子『しっぽのクレヨン』他・3部作 朔北社

協会賞特別賞: 北村けんじ『クジャク砦からの歌声』(小峰書店)を含む、これまでの多くのすぐれた創作実績に対して

第29回 2005(平成17)年5月

越水利江子『あした、出会った少年』ポプラ社

第30回 2006(平成18)年5月

芝田勝茂『ドーム郡シリーズ3 真実の種、うその種』小峰書店

第31回 2007(平成19)年5月

名木田恵子『レネット 金色の林檎』金の星社

第32回 2008(平成20)年5月

(該当作なし)

第33回 2009(平成21)年5月

朽木祥『彼岸花はきつねのかんざし』学習研究社

第34回 2010(平成22)年5月

(該当作なし)

協会賞特別賞:山本省三「『動物ふしぎ発見』シリーズ全5巻」くもん出版

第35回 2011(平成23)年5月

大塚篤子『おじいちゃんが、わすれても…』ポプラ社

第36回 2012(平成24)年5月

(該当作なし)

第37回 2013(平成25)年5月

石崎洋司『世界の果ての魔女学校』講談社

第38回 2014(平成26)年5月

(該当作なし)

第39回 2015(平成27)年5月

いとうみく『空へ』小峰書店

第40回 2016(平成28)年5月

杉本深由紀『ひかりあつめて』小学館

第41回 2017(平成29)年5月

(該当作なし)

第42回 2018(平成30)年5月

おおぎやなぎちか『オオカミのお礼』3部作 くもん出版

第43回 2019(令和元)年5月

森川成美『マレスケの虹』小峰書店

第44回 2020(令和2)年5月

森埜こみち『蝶の羽ばたき、その先へ』小峰書店

第45回 2021(令和3)年5月

中山聖子『雷のあとに』文研出版

神戸遥真『恋ポテ」シリーズ 講談社

協会賞特別賞:すとうあさえ『はじめての行事えほん』シリーズ ほるぷ出版

第46回 2022(令和4)年5月

横田明子『聞かせて、おじいちゃん   原爆の語り部・森政忠雄さんの決意』国土社

第47回 2023(令和5)年5月

歌代朔『スクラッチ』あかね書房

第48回 2024(令和6)年5月

天川栄人『セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏』

『アンドロメダの涙 久閑野高校天文部の、秋と冬』講談社