今回もたくさんのご応募をありがとうございました。その中から6編が各賞に選ばれました。受賞作がどんな絵本に仕上がるのかとても楽しみです。
◎グランプリ
「きょうりゅうかいぞくだん」
岩野聖一郎
賞金15万円(初版印税充当)・賞状
◇作品は絵本塾出版より単行本の絵本として出版されます。
絵本塾出版のホームページはこちら
◎優秀賞
「みけんのブルル」
山本佳代子
賞金5万円・賞状
◎審査員特別賞
「お代はメザシ三びき」
山崎こうせい
賞状
◎佳作
一席「ランドセル なにいれる?」
やまねもりこ
二席「うらめしや〜?」
おぜきはるか
三席「ぼくは かおのでかい ねこ」
江島雪
賞状
受賞者の皆さま、おめでとうございます。
*発表は「児童文芸」夏号にも掲載されます。
*選考経過、最終選考作品は「児童文芸」秋号、およびホームページにも掲載となります。
*授賞式につきましては後日ご連絡を差し上げます。
当協会が後援を務める「日本新薬こども文学賞」の第14回受賞作が発表されました。各部門の最優秀賞、優秀賞作品は、以下の通りです。
おめでとうございます!
物語部門 大人の部 優秀賞を受賞された岩崎まさえさんは、当協会の会員です。
受賞の言葉をいただきましたので、ぜひご覧ください。
【物語部門】
最優秀賞
『ゆうちゃんのノート』藤田 陽一
こどもの部 優秀賞
『銭湯男子』坪山 朋來
大人の部 優秀賞
『きょうはあかまる』岩崎 まさえ
☆岩崎まさえさん受賞の言葉☆
幼年童話は難しい。
書いても対象年齢の子どもたちに対して、内容がむずかしいと言われてきた。
だから、今回の日本新薬こども文学賞優秀賞はうれしかった。
奇跡が起こったと思った。
この奇跡を起こしてくれたのは、東北の仲間たち。
童話塾in東北の合評会で、もみくちゃになった作品だった。
押し入れに閉じ込めたまま、埃をかぶっていた。
『児童文芸』誌上の「奮ってご応募ください」の言葉に、作品を引っ張り出した。長い間、眠らせていたのが良かったのだろう。
欠点がよく見えた。十枚を六枚に書き直して、応募した。
もちろん、結果を真っ先に報告したのは東北の仲間たち。
みなさま、ありがとうございました。
【絵画部門】
最優秀賞
『I want to see a rainbow. Just once.』やぎ ひさこ
こどもの部 優秀賞
『すてきなうたごえだね』河畑 杏音
大人の部 優秀賞
『ワニパンツ』わび みよ
詳細はこちらのサイトに掲載されています。
未来を担うこどもたち一人ひとりが夢や希望を持ち、健やかに成長してほしい。
日本新薬は、そんな願いを込めて2009年に「日本新薬こども文学賞」を創設しました。
「日本新薬こども文学賞」では、日本児童文芸家協会の後援を受けて、物語と絵画の2部門で広く作品を募集し、選ばれた両部門の最優秀作品で絵本を制作します。制作した2万冊の絵本は、全国の医療機関や図書館等の公共施設を通じてこどもたちのもとへ届けられているほか、ホームページでも読み聞かせの音声付きで紹介しており、多くのみなさまにご覧いただいています。
公式サイトはこちらから

●第46回 日本児童文芸家協会賞
『聞かせて、おじいちゃん
原爆の語り部・森政忠雄さんの決意』
横田明子(国土社)
●第51回 児童文芸新人賞
『カイトとルソンの海』
土屋千鶴(小学館)
『カメくんとイモリくん 小雨ぼっこ』
いけだけい(偕成社)
●第61回児童文化功労賞
村松定史氏
[児童文学翻訳家・評論家]
*受賞の言葉、選考委員、選考過程については こちらのページをご覧ください。
【贈呈式】
5月20日(金)17:30〜 日本出版クラブにて
【総 会】
5月22日(日)14:00〜 ZOOMにて
詳細を記した案内状は、4月下旬に郵送します。
贈呈式は、新型コロナの感染状況によっては変更になる場合があります。予めご承知ください。
より見やすく、より役立つ情報を発信するために、ホームページをリニューアルしました。
- 協会の設立趣旨、沿革など組織概要のコーナーを開設。
- 正会員紹介では、名前、居住地、創作ジャンル、代表作、ホームページなどの情報を掲載。
- 協会の本(2000年以降に協会が企画・編集・執筆した本)と執筆者をすべて掲載。
- ご好評をいただいている『謎解きホームルーム』の特集ページを開設。
- これまで通り、会員の新刊、「児童文芸」紹介、会員からのお知らせ、サークルブログも掲載。
是非、ときどきチェックしてください。
また、この春よりSNSも強化します。Twitter、Facebook、Instagramで、会員の新刊を宣伝し、協会からのお知らせも発信します。アカウントをお持ちの方は、ぜひフォローをお願いいたします。
本格始動をしましたら、改めてお知らせします。


○あべみちこさんから一言、いただきました。
「このたびは素晴らしい機会をいただきまして、ありがとうございました。お陰さまで編集者の方からたくさんのアドバイスを頂戴しながら、一編の童話を、リズミカルで楽しく、あたたかな保育絵本に仕上げることができました。年少さんの目線や気持ちに寄り添うことの大切さを、また、どうすれば寄り添えるかなど、本当に多くのことを学ばせていただきました。この楽しく貴重な経験を糧に、より一層精進してまいります。」
あべさん、次の作品に向かってがんばってくださいね!