「ふしぎファイル」シリーズ

心に残る感動と、ユーモアあふれる「ほんとうにあったふしぎな話」を、各巻に9篇を収録。人気作家による朝読に最適のシリーズです。

ふしぎねこタイガー(ふしぎファイル1)

日本児童文芸家協会:編
たごもりのりこ:イラスト
岩崎書店(2008/10/1)
定価:本体1,100円+税

 
マオちゃんは、大阪の町に住んでいます。一枚のねこの写真を見て、育ちました。マオちゃんのお父さんが飼っていたのは、まあるい顔にぴーんとまっすぐ立った耳、シュークリームみたいにきれいな色の毛のふしぎねこ。名前をタイガーと言いました。なぜタイガーはふしぎねこなのでしょうか? 心に残る感動+ユーモアあふれる“ほんとうにあったふしぎな話”9篇を収録。
 
「こわいぞ!スケスケな人」いしいいくよ
「見られていたのはパパじゃない!」正岡慧子
「ふしぎねこタイガー」北川チハル
「牛が鳴いて蝶が飛ぶ」深山さくら
「二階にだれかがいる!」上山智子
「0103への年賀状」浜野木碧
「火をふく夢」横田明子
「まいごのゆーくん」丸山美幸
「ピーちゃんのおてがら」白川みこと

死者はさまよう(ふしぎファイル2)

日本児童文芸家協会:編
くすはら順子:イラスト
岩崎書店(2008/11/1)
定価:本体1,100円+税

 
ぼくのお父さんは建物の設計の仕事をしている。これは、お父さんから聞いた話だ。大きなビルの建設現場。あらしの夜にようすを見にいった作業員を、あってはならない事故がおそう。やがで、おかしなうわさがながれるようになった。だれもいないのに、たしかに、となりに「だれか」いる! 心に残る感動+ユーモアあふれる“ほんとうにあったふしぎな話”9篇を収録。
 
「死者はさまよう」松原由美子
「ママはゴースト」石川千穗子
「火の玉を追うネコ」中村文人
「さいごの写真」たけたにちほみ
「ラッキーな災難」まえだまさえ
「どうして泣いているの?」楠章子
「そこにいる」計良ふき子
「おじさんがほね男」渡川浩美
「るいはふつうの女の子?」かさいまり

あの夢は言えない(ふしぎファイル3)

日本児童文芸家協会:編
亀井洋子:イラスト
岩崎書店(2008/12/1)
定価:本体1,100円+税

 
わたしがバンビちゃんに出会ったのは、春休みさいごの日でした。転校生のリコは、人気者のバンビちゃんと友だちになります。仲よしのふたりは、登下校もいっしょ。ある日、リコは忘れられない夢を見ました。すぐに話さないと、バンビちゃんがあぶない―「あの夢は言えない」。心に残る感動+ユーモアあふれる“ほんとうにあったふしぎな話”9篇を収録。
 
「あちい、あちい!」すとうあさえ
「そこぬけおなか」沢田俊子
「あの夢は言えない」竹内もと代
「もう一ぴきのアポロ」たからしげる
「おばあちゃんのオルゴール」浅見理恵
「まくらの神様」宮下恵茉
「お父さんの双眼鏡」たいしあきこ
「海の霊が来る」弥生まゆ
「真夜中の電話」麻生かづこ

たぬきの縁むすび(ふしぎファイル4)

日本児童文芸家協会:編
小倉正巳:イラスト
岩崎書店(2009/1/23)
定価:本体1,100円+税

 
ことしの夏、ひいばあちゃんから、ショーゲキ的な話を聞いたんだ。「きょうは、うちのよめ入りのときのことを、聞いてくれるで」たけしのひいばあちゃん、カナさんのお嫁入りの夜に、村では大さわぎが起こったらしい。どうやら、たぬきが大かつやく? 心に残る感動+ユーモアあふれる“ほんとうにあったふしぎな話”9篇を収録。
 
「今夜も聞こえる、あの音が!」山本省三
「なぞの不動産屋」光丘真理
「マリコの靴」大塚篤子
「たぬきの縁むすび」楠木しげお
「空飛ぶひとだま」近藤加津
「気をつかう自転車」高橋うらら
「おじいちゃんがいる!」松井れいこ
「にわとりは、どこ?」森田きよら
「夢からの知らせ」山元ときえ

光るニンゲン(ふしぎファイル5)

日本児童文芸家協会:編
サカイノビー:イラスト
岩崎書店(2009/2/24)
定価:本体1,100円+税

 
こいつがうわさの幽霊?いや、まさかまさか。だって動きを見ててもぜんぜんこわくないもん。夜中に『校庭の幽霊』を見ようと、友だちと計画した秀人は、当日、ひとりで正体をたしかめることになってしまった。おどろいたことに、幽霊はほんとうに現れたんだ。しかも、けっこういい奴みたい! 心に残る感動+ユーモアあふれる“ほんとうにあったふしぎな話”9篇を収録。
 
「お墓の下からのたのみごと」金治直美
「おいで池」畑中弘子
「ぼくのやってしまったこと」かねこたかし
「光るニンゲン」風野潮
「『ありがとう』をとどけに」うちやまともこ
「死の予告」ささきあり
「七夕のねがい」中谷詩子
「ノックしたのはだれ?」上坂和美
「マリアの部屋」中西翠