「怖いぞ!古典怪談傑作選」シリーズ

「鬼・鬼婆」「妖怪・化け物」「幽霊・怨霊」「化け蛇・化け狐」「地獄・あの世」「食肉・食人鬼」を切り口に、古典の怪談を読みやすくまとめたシリーズ。小学校中・高学年~中学生向き。

鬼・鬼婆の怪談
怖いぞ!古典怪談傑作選(1巻)

日本児童文芸家協会:編
川村たかし:監修
教育画劇(2007/2/1)
定価:本体1,840円+税

 
『酒呑童子』や『鬼退治』など、鬼や、鬼婆が出てくる古典怪談を紹介しています。大きな角のはえた恐ろしい姿の鬼、人をとって食う鬼など、鬼にまつわる恐怖がいっぱいつまった一冊です。
 
1話「青頭巾」西潟留美子
2話「酒呑童子」川村たかし
3話「流れてきた鬼の腕」山本省三
4話「鬼になった男」西川夏代
5話「落語 地獄八景」戸田和代
6話「鬼の火あぶり」すとうあさえ
7話「安達ケ原の鬼婆」いしいいくよ
8話「鬼退治」瀬尾七重
9話「落語 困ったときの盗人頼み」野村一秋
10話「体を引き裂かれた男」山本省三
11話「安義橋の鬼」深山さくら
12話「美しい餅屋の娘」上山智子

妖怪・化け物の怪談
怖いぞ!古典怪談傑作選(2巻)

日本児童文芸家協会:編
川村たかし:監修
教育画劇(2007/2/1)
定価:本体1,840円+税

 

『雪女』や『ろくろ首』、『鞍馬の天狗』など、妖怪や化け物がでてくる古典怪談を紹介していきます。日本各地の妖怪や化け物たちは、怖いけれども不思議な魅力をかもしだしています。

 
1話「雪女」こやま峰子
2話「ろくろ首」西潟留美子
3話「まこの手」野村一秋
4話「一つ目の神様」泉名文子
5話「落語 化け物使い」正岡慧子
6話「浅間の社の化け物」沢田俊子
7話「鞍馬の天狗」楠木しげお
8話「大蛇のあと継ぎ」林志保
9話「落語 夏の医者」山本省三
10話「人に化ける猫また」西川夏代
11話「くらがり峠の天狗」深山さくら
12話「せおわれ幽霊」川村たかし

幽霊・怨霊の怪談
怖いぞ!古典怪談傑作選(3巻)

日本児童文芸家協会:編
川村たかし:監修
教育画劇(2007/2/1)
定価:本体1,840円+税

 

『皿屋敷』や『幽霊滝』など、幽霊や怨霊が出てくる古典怪談を紹介しています。この世に後悔の念や怨みを抱いて死んでいる人が化けてでてくる幽霊。恐怖だけでなく、幽霊の中にひそむ深い悲しみも感じとることができます。

 
1話「逆さまの女」岡信子
2話「破られた約束」光丘真理
3話「幽霊滝」北川チハル
4話「釜占い」浜野木碧
5話「落語 皿屋敷」広瀬寿子
6話「乳をあげる幽女」木之下のり子
7話「呪いの白骨」金治直美
8話「家に戻った死人」天沼春樹
9話「落語 首提灯」深田幸太郎
10話「妻の怨霊」川村優理
11話「幽霊が怖がるお札」広瀬寿子
12話「怪死」川村たかし

化け蛇・化け狐などの怪談
怖いぞ!古典怪談傑作選(4巻)

日本児童文芸家協会:編
川村たかし:監修
教育画劇(2007/4/1)
定価:本体1,840円+税

 

蛇、化け狐、化け魚など、動物や生き物の古典怪談を紹介していきます。昔から、蛇や狐は神聖なものとして崇められた存在でした。それが、本書の中では、ぞっとするような存在となって人びとにおそいかかります。

 
1話「大蛇になった老婆」浜野木碧
2話「こぶの中の蛇」西川夏代
3話「狐女」上山智子
4話「人食い狸」広瀬寿子
5話「落語 トントン狸の頼みごと」野村一秋
6話「むじな」深田幸太郎
7話「乳母桜」正岡慧子
8話「イモリの化け物」川村たかし
9話「落語 紋三郎稲荷」戸田和代
10話「鯉女」川村優理
11話「猫の置き土産」林志保
12話「蠅になった女」岡信子

地獄・あの世の怪談
怖いぞ!古典怪談傑作選(5巻)

日本児童文芸家協会:編
川村たかし:監修
教育画劇(2007/4/1)
定価:本体1,840円+税

 
『耳なし芳一』や『死神』など、地獄やあの世などの古典怪談を紹介していきます。「異世界」から来た化け物や怨霊に襲われたり、不思議な体験をするお話でいっぱいです。死後の世界への恐怖に面白さが加わる一冊です。

 
1話「耳なし芳一」いしいいくよ
2話「長ひげ国」こやま峰子
3話「もう一人の自分」広瀬寿子
4話「夢応の鯉魚」北川チハル
5話「落語 死神」秋木真
6話「女郎蜘蛛」野村一秋
7話「邪神の正体」楠木しげお
8話「もの言う髑髏」深田幸太郎
9話「落語 一眼国」川村たかし
10話「十二人の坊主」戸田和代
11話「病気の雷」川村優理
12話「生首の仇討ち」瀬尾七重

食肉・食人鬼の怪談
怖いぞ!古典怪談傑作選(6巻)

日本児童文芸家協会:編
川村たかし:監修
教育画劇(2007/4/1)
定価:本体1,840円+税

 

『食人鬼』や『禁断の味』など、「食べる」という行為に関連した古典怪談を紹介しています。食べ物が十分でない時代、飢えへの恐怖がこのような怪談を生んだものかもしれません。食べたり、なめたりと私たちの日常になじみ深いお話だからこそ、より一層恐怖がひきたちます。

 
1話「食人鬼」金治直美
2話「油をなめる子ども」天沼春樹
3話「頭で食べる人」秋木真
4話「唇を食べる亀」上山智子
5話「落語 黄金餅」沢田俊子
6話「禁断の味」戸田和代
7話「食べた魚の怨霊」川村たかし
8話「人食い老婆」光丘真理
9話「落語 もう半分」すとうあさえ
10話「茶碗の中」木之下のり子
11話「化け物退治」泉名文子
12話「赤ん坊を食べる妖女」瀬尾七重